山口はワシントンに滞在して大きなショックを受けました。日米間の理解の格差です。 日本の総理大臣が訪米すると、大統領をはじめ多くの要人に面会し、その様子は日本では連日、テレビ、新聞で報道されます。日米は対等に評価しあっている、という雰囲気です。しかしワシントンには世界130カ国から、連日大勢のトップの人々が訪問して来ていました。日本の総理もそのうちの一人にすぎないこと、ほとんどの人は興味を持っていないことにはじめて気がついたのです。 対等な相互理解が出来ているはず、と考えていたことが大きくくずれました。もっと近い中国や韓国でもきっと同じでしょう。 そのショックを機会に米国の知的財産の判例を読みつづけるようになりました。その成果が、多数の論文となり、数冊の出版物となりました。 しかし本当に行いたいことは、アメリカの思想の日本への紹介ではありません。知的財産の分野における日本の思想をアメリカに、アジアに、ヨーロッパに紹介することです。 こうして相互に理解しあうことが、大きく言えば戦争を避ける最良の手段だと思うからです。

茶道に求めるもの雑誌「淡交」昭和48-1
「和敬静寂」を見つめて雑誌「淡交」50-3
アメリカで合気道を教えて雑誌「パテント」54-2
判例紹介:ゆで麺機の特許の争い新聞「麺業新聞」56-12
「道」とはなんだろう。雑誌「致知」59-5
合気道で得た、動かぬ心と米国の友人たち。サンデー毎日60-2
フランチャイザーはトレードシークレットで救われた。雑誌「パテント」61-10
コカコーラのトレードシークレット危うし。雑誌「パテント」61-10
米国のフライドチキン裁判。新聞「東洋経済日報」62-7
特許とトレードシークレット、どっちが強いか。雑誌「パテント」62-8
トレードシークレットの本質を理解せよ。雑誌「NEXT」62-11
暴かれるかコークの秘密。新聞「東洋経済日報」62-10
対象が広く厳密な「企業機密」読売新聞62-12
トレードシークレットの保護。雑誌
「ダイアモンドハーバードビジネス」
平成1-3
トレードシークレットの戦略的管理雑誌
「ダイアモンドハーバードビジネス」
1-5
学校法人と知的所有権雑誌「学校法人」1-8
茶道研究会:一椀会雑誌「致知」2-3
比較広告テクニック(訳)雑誌
「ダイアモンドハーバードビジネス」
2-1
トレードシークレットとはなんだ雑誌「FACEリポート」2-10
転職者から企業秘密を守るトレードシークレット雑誌「ニッケイ・エレクトロニクス」2-3
トレードシークレットのもつ重要な意味雑誌「ベンチャーリンク」2-10
連載:トレードシークレット雑誌「発明」2-10~3-4
三菱電機vsフュージョン(訳)雑誌
「ダイアモンドハーバードビジネス」
3-3
営業秘密を使いこなす週間ダイアモンド3-3
日本版・トレードシークレット法と転職者雑誌「ニッケイ・エレクトロニクス」3-2
トレードシークレット・アメリカの実際雑誌「研究開発マネジメント」3-5
日本版・トレードシークレット法制定の背景雑誌「経理情報」3-5
ゼミナール「不正競争防止法」5回日経産業新聞3-4
不正競争防止法とトレードシークレット雑誌「企業診断」3-4
エンジニは特許を知らないと損をする雑誌「テクノロジービーイング」3-8
弁理士こそトレードシークレットの理解を雑誌「パテント」3-8
機密防衛の意思表示を雑誌「サクセスリンク」3-9
連載:これが比較広告だ(2年間)雑誌「発明」3-10
~5-9
連載:米国の知的財産判例の解説(1年間)雑誌「IPレポート」3-8~11
技術を資産として活用するパテント中小企業の戦略雑誌「サクセスリンク」4-11
企業リストとしての特許権雑誌「セキュリティー」5-1
特許情報調査で独創性を鍛える雑誌「テクノロジービーイング」5-10
特許管理は技術を生かす雑誌「カレント21」6-7
連載:比較広告の実際(2年間)雑誌「ブレーン」7-4
~9-3
アンケート調査の証拠価値PDF(427KB)田倉先生記念論文集
「知的財産をめぐる諸問題」
8-1
比較広告はイメージ優先では物足りない読売新聞8-3
新・比較広告考雑誌「ブレーン」11-8
韓国の大学で教えて。テーマは「比較広告」PDF(92KB)雑誌「パテント」11-4
サービス意匠の勧め:米国トレードドレス事件を参考にPDF(380KB)雑誌「パテント」11-5
~11-8
品質誤認惹起行為、他担当事典「知的財産権事典」16-
具体的な進歩性判断を!米国特許法の二次的考慮を参考にPDF(601KB)雑誌「パテント」17-2