|
一般に高濃度硫酸性環境下におけるモルタル、コンクリートでは、酸性による膨張や表面の剥離などの劣化がみられる。
この現象はセメント中の成分と、硫酸イオンが反応して膨張性の物質を生成したり、酸性環境によってセメント成分が溶け出すことによって生じるものである。
本発明は構造物の表面における被覆ではなく、内部の抵抗性を大きくすることによって従来の劣化因子と言われるものが内部に侵入しても劣化を防止することのできるモルタル、コンクリートの施工方法。 |
|
|
|
モルタル、コンクリートにアラミド繊維を混入する事によって圧縮強度、引張り強度を低下させずに劣化の進行を阻止することができ、強硫酸に晒される構造物を構築するためのモルタル、コンクリートとして、きわめて広い用途に利用できるものである。 |
|
|