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判例解説


判例解説はB級で行こう!


分かりにくい「判例解説」

知財の「判例解説」はたくさんありますが、ほとんどは読みにくいですね。
なぜなら高裁、最高裁の判例からのほぼそのままの引用ですから。中にはこれが「解説」なの? というものも。
しかしそれは無理もないのです。分かりやすくするつもりで言葉を変えたら、大きな間違いをおかす危険があるからです。



言い換えの誤解

その一例ですが、マンションの購入を打診したらある物件を紹介されました。
見学してあなたはこう言いました。「この502号室は、南向きではないから購入しません。」と。
すると営業マンが「南向きなら買ってくれるんですね。」と判断した、それは間違いですね。
たとえ南向きでも、広さ、間取り、駅からの距離など、多くの選択条件があるから当然です。物件次第では北向きだっていいかもしれない。あなたの意見は、「この502号室」(この事件)に限っての判断だったのだから。
このケースの様に、判決文の二重否定を分かりやすくしたつもりで言い換えたら、これが「逆は真ならず」で大間違いということがあるのです。
(例:BBS事件)http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/792/054792_hanrei.pdf



B級で行こう!

そうは言っても、こうした誤解を恐れるあまり、正確さを求めるあまり、分かる人だけ分かればいい、理解できないあんたが悪い、という「解説」も疑問ですね。
そこで山口特許事務所では、多少の正確さを犠牲にして、しかし親しみやすいB級グルメ並みの「B級判例解説」を作ってみました。
ここで概略を把握したら、必要な時に判決の本文に当たっていただければ・・・。




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